てんま!|大阪大学 豊中キャンパス

天津麻婆丼|大阪大学 豊中キャンパス生協 グルメ
天津麻婆丼|大阪大学 豊中キャンパス生協

意味不明のタイトルですね。でも、最後まで読んでみてくださいね。

豊中キャンパスといえば、コレ!らしい

研修で大阪に単身赴任中の私。日々の楽しみと言えば、食べ歩きくらい。
新型コロナによる緊急事態宣言やらまん延防止等重点措置やらが解除され、少しずつ外回りの仕事も増えてきました。

そんな中、私は過去の職歴(食歴じゃないですよ!:笑)等々から、アカデミックな方面に回されることが多いのですが、そんな中で何度か訪問させていただいたのが、大阪大学さん。天下の阪大なんて、そう滅多に足を踏み入れられるものじゃないですよねー。
共同研究先の先生方と、情報交換させていただき、脳みそから煙が出そうでしたヨ(苦笑)

さてさて、大阪大学には吹田キャンパス、豊中キャンパス、箕面キャンパスと大きく三つのキャンパスがあります。
理工系の学部があるのは、吹田と豊中で、両方ともお邪魔させていただくことができました。

とある日の外勤前、阪大豊中キャンパスへ移動しようと職場を出ようとする私に同僚が
『Jubiloさん、豊中キャンパスと言えば、てんまですよ、てんま!』
と天まで届きそうな大きな声で駆け寄ってきました。

「てんま???」
と、頭の上にクエスチョンマークが浮かぶ私。

『そう、天津麻婆丼、略して、てんま』
なんですって。
どうやら、”大阪大学の豊中キャンパスと言えば、天津麻婆丼”らしいです。

学食で名物があるって凄いですね。私なんか、地味~ぃな大学の地味~ぃな学食しかしらなかったので、社会人になってからいろんな大学に行く機会があってビックリ。私立大学だと、学食そのものを外注しているところがあるんですよね。日大藤沢キャンパスなんか、馬車道さんが入っていましたから。

さて、大阪大学の豊中キャンパスは、大阪モノレールの「柴原阪大前」と阪急電鉄の「石橋阪大前」が最寄り駅。
理工系の学部はモノレール側に多いので、今日はモノレールで訪問。

何度か学食を利用させていただいて、豊中キャンパスの図書館の地下にある、その名も「図書館下食堂」に、確かに天津麻婆丼を扱っている形跡はあるのです

天津麻婆丼専用窓口|大阪大学豊中キャンパス 図書館下食堂

天津麻婆丼専用窓口|大阪大学豊中キャンパス 図書館下食堂

丼・カレー、うどん・そば、アラカルト、そんな看板が並ぶ中、専用の窓口がある、それが天津麻婆丼、益々気になるじゃないですか。
でも、なかなか実物のそれにはなかなか出会えず...
コッソリ学生さんに話を聞いてみますと、最近は夜のみの提供で、お昼はやってないんですって。

そんな中、11月の中旬に訪問した際に、こんなポスターを発見!

出張販売の予告|大阪大学 豊中キャンパス生協

出張販売の予告|大阪大学 豊中キャンパス生協

豊中福利会館の3階食堂で、ランチタイムに天津麻婆丼を提供するとのこと。

わざわざ告知をするあたり、やっぱり名物なのね。
スケジュールを確認すると、この週に一度だけ豊中キャンパスを利用する日がある。チャ~ンス♪

学生に愛される、歴史と伝統の丼

さてさて、再びやって参りました、大阪大学豊中キャンパス。
頭の中は、完全にテンマモードの私。

しかも最高なことに、11:50に午前の仕事が終わり。
そこから急いで豊中福利会館へ。3階に上がってみますと、なんと行列!!”てんま行列”ができていました。
「天津麻婆丼の方は左手にお並びください。普通のおかずの方は右手にどうぞ。」とのご案内。
そうですね、人数にして20名くらいの行列でして、このくらいなら並んでみよう、そう覚悟を決めます。

いざ並んでみると、なんか違和感...えっと、前も後ろも若い男性ばかり。学食ですからね、当然と言えば当然なのですが、若くて体格の良い学生さんがほとんど。私が並んだ後に伸びた行列を見直してみまして、25名のうち女性は私を含めて3名のみ。パッと見た感じ、私以外の24名はすべて学生さんかな、って感じ。

並んでいる学生さん、一年生でしょうか。「阪大に来たからには、テンマを食べないとな!」なんて会話も聞こえてきました。
なんと、そこまでの名物とは!?

待つこと10分、料理提供口にたどり着いたのですが、こんな注意書きが。

カレーはありません!|大阪大学 豊中キャンパス生協

カレーはありません!|大阪大学 豊中キャンパス生協

「本日はカレーの提供はありません。」ですって。
そう、本当は丼メニューとカレーメニューの提供口なのですが、今週は天津麻婆丼専用になっていたのです。

こちらの食堂、好きなものを取っていって、まとめてお会計する、カフェテリア方式。
さすがは学生さん、食欲旺盛ですね、天津麻婆丼に加えて、小鉢を取っていく方が多い。
私はそのままお会計。学内の生協専用の電子マネーか現金の二択です。電子マネーやQRコード決済などは使えません。

大きな丼、学生の胃袋を満足させる量と味

支払いを終えたら、お茶or水を給茶機で入れて席に着きます。
どうやら今日、この食堂に来た方の7割くらいは、テンマを求めてきたようです。既に時間は12:00を回り、お昼のピークタイムなのに席は埋まらず、天津麻婆丼の行列が伸びるばかり。いつもなら、トレイを持った学生さん達の椅子取りゲームが始まっている時間帯です。

さーて、ようやくの実食、いっただっきまーす♪
天津麻婆丼(515円:税込み)
ちなみに阪大の学食で500円を超えるってのは、「ちょっと高いな」くらいの感覚。
何度かこちらの食堂や、図書館下食堂などを利用していますが、370~450円くらいに収まっています。

天津麻婆丼|大阪大学 豊中キャンパス生協

天津麻婆丼|大阪大学 豊中キャンパス生協

大きな丼でしょ。ご飯は250gくらいはあるんじゃないでしょうか。

丼を横から|大阪大学 豊中キャンパス生協

丼を横から|大阪大学 豊中キャンパス生協

普通の丼ものの器より、明らかに大きいです。

天津麻婆丼(アップ)|大阪大学 豊中キャンパス生協

天津麻婆丼(アップ)|大阪大学 豊中キャンパス生協

ご飯にふわふわに焼き上げた卵、そこに中華餡、そして麻婆丼のつくり。
麻婆豆腐には豆腐と豚のひき肉とモヤシ、そして少々のキャベツが入っています。

そんなに辛さは強くありません、中華餡もかかっているので、むしろマイルドで、適度な辛さ。
辛さに強くない私でも、普通に美味しくいただくことができました。

天津麻婆丼(断面)|大阪大学 豊中キャンパス生協

天津麻婆丼(断面)|大阪大学 豊中キャンパス生協

内側を見たくて、割って見ました。
ホントに単純な白いご飯です。具などはありません。中華餡と麻婆豆腐ですからね、これで十分、食べられます。

しかしよく考えましたよね、こんなスペシャルなメニュー。
中華丼にすると、具をたくさん用意しないといけないからつくるのも大変だし、コストもかかる。
これなら比較的簡単に、かつ、ボリューミーな食事を用意できますものね。
二十歳前後の学生さんたちの胃袋を満たし、かつ、安価に提供する、これを巧く実現しています。

完食!|大阪大学 豊中キャンパス生協

完食!|大阪大学 豊中キャンパス生協

ふぅ、完食!
ふとレシートに目をやると、熱量なんと 1,129 kcalですって!
成人女性の1日に必要なカロリーの半分を、このメニューだけで摂っちゃった。
今日の夕食、抜きにしよう、そんな考えがよぎった私です。

会社まで戻る途中の電車の中で、改めて調べてみると、
阪大生協フードサービス
作り方が紹介されていました。卵、3個もつかってたのね!!!
さすがにこのままのボリュームはきついけど、二回りくらい小さいのにして、川崎に戻ったときに主人に振舞ってみようかしら、なんて思ってしまう私がいます。

阪大名物、テンマを完食して、少しは頭の回転がよくなるのでしょうか!?
満腹・満足、ごちそうさまでした。

覆面調査ミステリーショッパーのファンくる

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