令和5年1月、鳴り物入りで仙台にあの二郎系ラーメン店「豚山」が進出!
未だに行列がなくならない人気店ですが、ようやくの初訪問です。
いつも行列の名店
ブームなのか、勝負をかけているのか、はたまたその両方なのか、勢いよく出店している飲食店、ありますよねー。
コロナ禍における行動制限が緩和され、街に人混みが戻りつつありますし、飲食店における混雑も、同様に戻りつつあるように思います。
そんな、飛ぶ鳥を落とす勢いのお店の一つが、家系ラーメンの町田商店さん・二郎系の豚山さんなどを展開している会社さん。
私の川崎の拠点の近くだけでも、2022年に恵比寿に蒲田に武蔵小杉に館内...などなど、いくつもお店が新規オープンしました。
仙台には既に駅前に町田商店さんがありましたが、ついに!今年の1月30日に豚山さんがオープン。
関東ではそれなりに名のあるブランドではありましたが、東北エリアは初出店。
鳴り物入りで進出!ということで、開店当初から行列が途切れないお店でした。
さて、食べ歩きが大好きな私ですが、待つのは嫌いなんです。
いやホントにね、ササッと食べて、ササッと出て行くタイプなんですよ。グルメブログとかやってるから、ゆっくり・じっくり味わっているんだと思われているようですが、果たしてその実態は、待つことに時間をかけるのが嫌いな、関西弁でいうところの「いらち」(”せっかち”とか”短期”って意味)なんです。
だから行列に並ぶってことに慣れてないんです。
豚山さんも、行列が収まったころに行こう、こんな感じに考えていました。
とある平日、お昼前、確か11:50くらいだったかと思いますが、午前の外回りのお仕事を終えて私がいたのが仙台駅前。
しかも豚山さんの近くのハピナ名掛丁だったので、「空いていたらラッキ~」くらいに思って前を通りかかったんです。
なんと!いつもならお店の外、入口から歩道を挟んで反対側にできている行列がない♪ しかもお店の中を覗くと、中の行列も無い。 正に、入るなら今!!って感じ。
きっとこれは、二郎系ラーメンの神様のお導き、そう確信した私は迷わず入店したのでした。
食べ応えあるワシワシ麺&二郎の中では優しい味
まずは、入ってすぐ右手にある券売機で食券を購入します。
現金のみで、Suicaなどのキャッシュレス決済は使用できません。
勢いで入店したものの、二郎系ラーメンを食べられるほどの空腹感でもなく、どうするか胃袋と脳みそと交信。
総合的に私が判断した結論、それは「ミニ」。
店員さんに案内される席に座ります。
店内、厨房を囲むように細長いL字型のカウンター席のみ。テーブル席はありません。
お冷はセルフサービスですので、食券と一緒に席に持って行くのをお忘れなく。
カウンター席には、こんな張り紙。
“ラーメンン提供前に「ニンニク入れますか?」と聞かれたらお答えください。”ですって。
二郎系独特の、”コール”があるお店です。
二郎系と呼ばれるラーメン店では、ニンニクの有無、野菜の量、背脂の量、味の濃さを伝えるのですが、それが独特の文化!?となり、”コール”と呼ばれるようになりました。
「野菜マシマシ、アブラ、カラメ」なんて、初心者にはわからないスパイの暗号文みたいな呪文が飛び交います。
ちなみに上の鍵括弧のコールですと、野菜を思いっきり増量、背脂増量、味濃いめを意味します。
タイミングとしては、ラーメンが提供される直前となります。ごくたまに、慣れない方などが食券を渡すときにお好みをお伝えしていらっしゃるのですが、サラッと「後でお伝えくださいね」と流されますので、お気をつけください。
さて、待つこと6分ほどで、『ミニをご注文の4番の席の方、ニンニク入れますか?』の問いかけ。
私の返答は「ニンニク、少し」。ニンニクを通常(大さじ1杯)の半分入れて、野菜・背脂・味の濃さは全て標準で、の意味です。
ハイ、着丼♪
・ミニラーメン(800円:税込み)
えっと、最初に行っておきます、コレでミニです。
そして、コレで野菜は標準です。
豚山さん(をはじめとする多くの二郎系)では、ミニ・小・大と3サイズあることが多いですが、初訪問の時は「ミニ」ないし「小」をおすすめします。
トッピングは野菜(ほぼほぼモヤシ、時々キャベツ)が山盛り。繰り返しとなりますが、コレで標準、300g。ヤサイマシだと1.5倍、ヤサイマシマシだと2倍です!!
チャーシューは2枚、そしてコールでお願いしたニンニクですね。
しばらくヤサイの山を崩しながら食べていかないと、メンマで辿りつけません。適度にシャキッと感の残ったモヤシ、良い食感です。
チャーシューは分厚いのが2枚。脂身も程よく含んで、ぷるんっとした食感がたまりません。しばらくスープにつけておくと、良い感じにやわらかくなって味もちょっと染みて美味しいですよー。
お!かき分けてようやく出てきました、麺。
二郎系特有の、ワシワシした太麺。弾力のある麺、なかなか食べ応え・噛み応えあります。
スープは豚骨醤油なのですが、二郎系ってかなりヘビーなイメージ強いですが、豚山さんのは、二郎系の中では優しい方です。かなり食べやすいです。
ラーメンスープの脂が好き!っていう、若い時の私のような方には、コールの際に”アブラ”を追加されるのがおすすめ。
そうそう、若い男性の方は”全マシ”(ニンニク・ヤサイマシ・アブラマシ・カラメ)をコールされている方が多かったです。
ガッツリ行きたい方は、コレなのでしょうね。
机の上のは調味料。
ラーメンタレ・お酢・黒コショウ・白コショウ・七味とありますので、味変しながらいただくのも楽しいかと思います。
ふぅ、完食!
ミニでしたけど、十分お腹膨れましたよ! ヤサイが多かったですしね。うん、これだけたっぷり野菜が乗ってるんだから、きっとコレ、ゼロカロリーだ!(笑)
なんてニヤニヤしながら食べている間に、お店の中で再び発生した行列が、お店の外まで伸びていきました。
もうしばらくは行列かなー。でも、タイミングによっては途切れることもある、このくらいまでは落ち着いたということなのでしょう。
まとめ
【豚山|仙台店】
- 令和5年1月に進出した、関東では名のある二郎系ラーメン店。町田商店と同系列のお店だが、豚山ブランドは東北初出店。
- ラーメンはミニ・小・大の3段階の量。初訪問の際は、ミニか小がおすすめ。
- 二郎系特有の”コール”あり。これも初訪問で無理してヤサイマシなどしないよう、要注意。
- 二郎系らしいワシワシの弾力ある太麺、分厚いプルプルチャーシューだが、スープは二郎系の中ではマイルドで食べやすい。
汁なし(+100円)を頼まれている方も多かったです。あと、期間限定で味噌煮変更(+100円)なんてのもありました。
今度はこっちにしてみようかな。
ごちそうさまでした。
コメント