サッカーにはチョイトうるさい静岡県人が、みちのくダービーを観戦してきた♪

ユアテックスタジアム仙台で「みちのくダービー」を観戦してきました。
絶対に負けられない戦いが、そこにはある！ ダービーの雰囲気って良いですね。

タダ券当たった♪そうだユアスタ、行こう

Jリーグが開幕したのが1993年、そう今年で30年なんですよね。開幕当時私は大学生で、テレビで華やかなスタジアムを目にして驚きと嬉しさと．．．いろんな感情が渦巻きながら視聴していました。

えっと私ですが、長いこと静岡に住んでいました。静岡ってホントにサッカーが盛んなんです。
他の都道府県ではスポーツが一番できる男の子って部活動、野球部に入ることが多いじゃないですか。それが静岡ではサッカー部なんです。
そして静岡の男子、ホントにサッカー好き。小学生も中学生も高校生も．．．時間があればサッカーやっている、そんな印象強いです。

それだけサッカーが生活に馴染んでいるんですよ、静岡では。ローカルテレビでもサッカー関連の番組・中継、多いですからねー。
なんだかんだでサッカーを見る目が肥えてるんですよ、静岡県人って。
一応私も静岡に10年以上住んでいましたからね、それにJリーグもそれこそ30年間観戦してきてます、それなりの目って自負してます。

そんな私に今月頭に朗報！ 「チケットが当選しました」なんてメールを受信。
そうそう、Jリーグ30年記念とかいうチケットの抽選に申し込んでおいたんですけど、それが当選したんです！
ちょうど今週末は仙台居残り。こりゃ行くしかないでしょ。

しかも対戦カードは、ベガルタ仙台 vs. モンテディオ山形。東北地方同士の対戦、俗にいう「みちのくダービー」、こりゃ楽しみ。

ダービーってのは順位とかチーム状況とかそんなの関係なしに、とにかくこのチームだけには負けたくない、そういう単なる試合というだけでなく”プラスアルファの精神的な何か”があるワケですよ。
例えば私の住んでいた静岡でも、ジュビロ磐田と清水エスパルスの対戦は「静岡ダービー」と言われて、通常のリーグ戦・カップ戦以上の盛り上がりがあるワケです。
正に「絶対に負けられない戦いが、そこにはある！」な状態なワケ。

劇的な結末、盛り上がり最高！

ユアテックスタジアム

というワケでやって参りました、ユアテックスタジアム仙台。地下鉄南北線の泉中央駅から歩いて5分くらいの、メチャ便利な立地。
難となんと！ 今回当選チケットはＳ指定席メイン北席のチケット！ ユアスタのS席なんて普通に購入したら4千円くらいしますからね、ラッキー！

仙台 vs. 山形｜ユアスタにて

さて、話は戻り今日の試合。何せ、みちのくダービーですからね、両チーム選手もサポーターも気合が入るワケですよ。

仙台サポさん｜ユアスタにて

仙台サポーターさん、いつもと同様、いえいつも以上に大集結。

山形サポさん｜ユアスタにて

山形サポーターさんもたくさん来場されてましたよ！
試合前から応援の声がスタジアム中に響いて、とっても良い雰囲気でした。

まずは腹ごしらえ

腹が減っては軍はできぬ、というワケで食料の調達に。

お弁当（パッケージ）｜ユアスタにて

ちょうどS席の裏手に「五橋周平」さんのお店がありましたので、購入してみました。
そう言えば五橋周平さん、リアルな店舗に行ったことないナ、私。
というワケで、本日のランチチョイスは、コレ！
・周平弁当（1,000円：税込み）

お弁当（開けてみた）｜ユアスタにて

山形戦だからでしょうか、山形産さくらんぼ鶏の鶏チャーシュー、玉こんにゃくと山クラゲ煮、茄子と厚揚げの田舎煮などがおかず。
ご飯は山形県産つやひめでした。
お肉もお魚もあって、なかなか満足度高いですね。欲を言えば、生野菜が欲しかったけど．．．お弁当にそれは贅沢かな。

最後の最後にドラマが待ってた

さて、肝心の試合ですが、なんとなく仙台ペースで始まる展開。
ベガルタがモンテディオ陣内に攻め込む時間帯が多かった、前半。ベガルタにゴールが生まれそうな匂いがしてきました。

そんなこんなの前半32分、鎌田が前線でボールを奪うと、ペナルティエリア内に切れ込み、最終的にマイナスのパスを送る。反応した氣田がペナルティエリア中央から右足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らす。先制に成功。

ベガルタ先制！｜ユアスタにて

控え選手も一緒に輪になって先制点を称えていました♪
もう1点くらい入るかなー、なんて思ったのですが、結局、仙台が1点リードで前半終了。

後半に入り、両チームともギアを1段か2段上げてきた感じ。スピード・プレス、共に激しくなってきました。
このまま1-0で終わるって感じではないな、まだゴールが生まれるんじゃないかな、そんな雰囲気を、みちのくダービーという特殊な環境も盛り上げてくれています。

そして後半40分、モンテディオ山形が、ペナルティエリア内に浮き球のパス。國分がヘディングでそらしたボールに、藤本が反応してオーバーヘッドシュート。これがゴールネットを揺らして、同点に追い付く展開。
もう意地のオーバーヘッドって感じでしたね、お見事です。

この後も両チーム、必死に攻め込みます。そしてアディショナルタイムは、なんと7分。これだけの時間があれば、1点くらい入るかも！？
最後の数分間はホームであるベガルタ仙台の猛攻、何度か決定機がありました。

そして終了間際の後半51分。仙台のエヴェルトンが巧みに体を使って、中央でタメを作って右へ展開。受けた真瀬が山形DFを引き付けて、切り返して相手を交わして、右からペナルティエリア中央へ横パス。トラップした中島が体を開いてシュートコースを作り、左足でシュートを放つ。

ベガルタ2点目！！｜ユアスタにて

ボールはゴール左上の隅に決まり、ついに仙台が勝ち越し！
残り時間を使い切って．．．

ベガルタ仙台 2-1 モンテディオ山形
いやぁ、最後の最後に劇的なドラマが待ってました。

ナイスゲームでしたし、サポーターさんの応援が凄かったし、選手もサポーターも絶対に負けられない・負けたくない・勝ちたい！という気持ちの伝わってくる、そんなスタジアムでした。

本日の入場者数｜ユアスタにて

本日の入場者数、1万5千人超！ そりゃ、盛り上がりますって！
ずーっとサッカー観戦してきた私からしますと、この雰囲気の・この劇的ドラマが待っていた試合を、生観戦できたこと、幸せに感じました。
これぞダービー！って感じる試合でしたよ！！