テレビなどでよく紹介される村上屋餅店さんで、ずんだ餅をお土産にテイクアウト。もっちもちのお餅は、美味し~!
常に行列のお餅屋さん
皆さん、仙台のお土産と言ったら何を想像されます?
恐らく大半の方が「萩の月」とお答えになるんじゃないかと想像していますが。
萩の月ほどではないにせよ、定番お土産の一つに挙げられるのが、「ずんだ餅」。
仙台在住時、ずんだ餅の名店のご近所さんに住んでいました。ホントにいつも行列なんですよ、週末なんか20人以上の行列ができることも珍しくないくらい。
平日でも行列が途切れることがないくらいの人気店、テレビなどでもよく紹介されているお店です。
仙台出張の最終日、さーて今日は何人くらいの列があるかなー??っと遠めに眺めてみましたら、なんと行列がない!?
あれ?お休みかしら??でも、シャッターは空いているし。と、近づいてみることに。
やっぱり、開いているけど、行列なし。これはラッキー♪ よし、ずんだ餅をお土産に!と、衝動的に入店したのが、こちらのお店。
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北目町通りと五橋通りが交わる北目町の交差点近くにあるお餅屋さんです。
最寄り駅は地下鉄南北線の五橋駅で、徒歩10分ほど。仙台駅からでも15分ほどですので、十分に徒歩圏内ですよ。
なんとなんと、明治10年(1877年)に創業、150年弱も営業されている老舗です。
食べログの「和菓子・甘味処 EAST 百名店 2023」に選出されている名店でもあります。
いつも行列ができるので「お持ち帰り」と「お召し上がり」、それぞれ別の列で並んで待つんです。それこそ週末には、どちらも大行列なんてこと、よくあります。
それが今日は行列ゼロなんて、お餅の神様が呼んでくださったのかな。
店内、4人席と2人席が2卓ずつのつくりで、こちらも空きがありました。こんな日もあるんですね~。
持ち帰りでモッチモチの餅
ショーケースには、ゆべしや笹餅など、一部の商品はかなり数が少なくなっています。
サンプルとしてのずんだ餅は上に並んでいましたが、ショーケースにはない...
「ずんだ餅、もう売り切れちゃいました?」
そんな私の質問に、笑顔で返す店員さん。
『いえいえ、注文が入ってからおつくりしますので。』
なるほど、作り置きはしないんですね、さすがはこだわりのお餅屋さん!
そう言えば仙台に住んでいたときに何度か利用しましたけどイートインばかり、一度もテイクアウトしたことありませんでした、私。
待つこと数分で用意してくださいました。
白いビニール袋に入れてくださいました。
仙台駅まで歩き、新幹線はやぶさに乗りこむ私。家に着いたのは、お店を出てから3時間弱ってところです。そう考えると仙台って近いですよね。
お餅を2種類購入したのですが、それぞれ包装紙に包まれています。
そうそう、村上屋餅店さんでは”ずんだ”餅じゃなくて、”づんだ”餅って書くんですよね。
豆を打って作る「豆打(づだ)」がなまって「づんだ」って呼ばれるようになったという説が有力なんだそう(諸説あるようです)。
お餅はプラスチックのケースに入っています。
テイクアウトのお餅は、真ん丸のお餅が3つ入っています。
ではでは、いっただっきまーす♪
・づんだ餅(790円:税込み)
綺麗な緑色ですよね。
ずんだ...いえ、づんだはたーっぷりかかっています。
甘味がしっかりしていて、えぐみなどなく、ウマウマ!
帰宅まで3時間くらいかかりましたが、それでも柔らかい!
そのままでも十分美味しいですけど、数十秒くらい電子レンジであたためるとよりやわらかくなるのと、づんだの香りが強くなって素敵なお餅になりますよ~。
・ごま餅(770円:税込み)
こちらも、黒ごまがたーぷりかかっています。
黒胡麻ですが、かなり細かく摺りつぶされていました。滑らかな舌触りが快感。
こちらもお餅がやわらか~いの、お餅そのものが美味しいんですよ。
行列に並ばず買えて、美味しくて、大満足でした。
まとめ
【村上屋餅店】
- 地下鉄南北線の五橋駅から徒歩10分、仙台駅から徒歩15分ほどのところにある、明治10年(1877年)創業の老舗餅店。
- づんだ餅は注文が入ってからつきたてを用意してくれる。甘みが強いづんだと柔らかい餅の組み合わせは、美味。
- 細かく摺られた黒ごまの餅はコクがある。
うん、安定の美味しさ、流石は老舗のお餅屋さん♪
また仙台出張の際には覗いてみよーっと。
ごちそうさまでした。
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