最近の学食は雰囲気が良い?!?
お仕事の関係で、大学の先生にお世話になることが多い私です。
だから必然的に大学にお仕事も行く機会が多くなります。
大学に行ったときに気になるのは、学食!
校風って出るんですよね。あと最近は学生さんの数が減少していますから、優秀な学生さんの取り合いでもあって、そうなると施設の充実ってのも重要らしいです。
そう言えば先日、東北学院大学の中のパン屋さん「土樋パン製作所」さんに行きましたけど、ここなんて、言われなかったら大学の施設ってわからないくらいです。
さて、本日やって参りましたのは、東北の雄、東北大学の片平キャンパス。
仙台駅から歩いて15分くらいという、とても便利な立地のキャンパスです。
午前のお仕事を終えまして、大学の先生とお昼をご一緒することに。
実は今回お世話になった先生は、以前から何度かお世話になっている方で「まさか仙台の地でJubiloさんとお仕事することになるとはね~」なんて世間話をしつつのお仕事でした。
で、先生曰く「Jubiloさん、お昼、どこ行きたい?...あ、待って、当ててみせるから。学食でしょ!」
うわーっ、ズバリご明察!
「前さ、コロナの前だけどさ、確か学食行きたかったとか言ってたよね、あのとき、行けなくてごめんね。」
なんて一言も。すごい、そんな昔の会話を覚えていてくださったんだ♪
ということで、二人で学食へ。
片平キャンパスの北門近くにある片平北門会館の1Fにある「さくらキッチン」さんへ。
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へー、そんな名前がついているんですねー。私が出た大学の食堂は単に「工学部食堂」でしたもの、最近の学食はオシャレ!
メニューを見てみると、懐かしの、”THE 学食!”って感じのメニューが並んでいます。
カレーが330円とか、さば味噌煮が198円とか、やっぱり安い♪
この安さ、そして社会人になったからこそできること
棚におかれたお皿を取って、後から会計をするカフェテリア方式の食堂です。
メイン料理やご飯・お味噌汁は、カウンター越しにスタッフさんにお願いして、よそっていただきます。
支払いは現金に加えて、大学生協オリジナル?の電子マネーが使えるようで、それで支払いされている方が多かったです。
あ、そうそう、大学関係者じゃなくても、誰でも利用できます。
つくりとしては、お一人様向けの外側に向いた席があって、通路を挟んでテーブル席のつくり。
コロナ対策で、テーブルの真ん中にはアクリル板で、「黙食にご協力ください」のシール。
二面が外に向いていて、しかもガラスが大きいのと、一部、2階まで吹き抜けになっているのとで、とても明るくて解放感があります。
この明るい雰囲気は、誰もいなかったら学食とは思わないかもしれません。
さすがに利用している年齢層は若いです。いかにも学生さんって感じの方や、研究者オーラがプンプン出ていらっしゃる方も。
あと国際色豊かな印象もありました。
さてさて、私は多摩地区の名もなき大学の出身なのですが、学生の頃はとにかくお金がなかったので、安くてお腹に貯まるものばかり食べていました。カレーとか、スパゲッティナポリタンとか、確かどちらも大盛にしても400円前後だったんじゃなかったかと思います。
あの頃は、就職して社会人になって、仕事で大学に来たら、食べたいものを食べたいだけ取って、お腹いっぱい食べてやる! そんな思いを巡らせていた私です。
↑そんな思いがあるので、学食に来るとつい、食べ過ぎてしまう私がいます。
今日のランチは、こんな感じ。
ハンバーグ、肉じゃが、豚汁など...茶色ばっかり(笑)
もうね、学生の頃の夢を叶えるゾとばかりに食べたいものを、そして普段自分でつくって食べることが少ないものを選んでみましたよ。
早速、いっただっきまーす♪
・ハンバーグ(グレイビー)(198円:税込み)
思ったよりも、しっかりしてます。私が学生の頃の学食のハンバーグなんて、何の肉だかわからない(多分、豚がメインなのでしょけれど)細挽きの”ハンバーグみたいなもの”でしたけど、これは形も中身も、紛れもないハンバーグ。
粗挽きプチプチ食感で、牛と豚の合い挽きのようです。
肉汁じゅわっとはいきませんが、カットしてみますと少々の肉汁が出てきましたし、グレイビーソースもコクがあって美味しいです。
うん、最近の学食はレベルが高い。
・肉じゃが(132円:税込み)
大きめのジャガイモ、玉葱、人参、お肉...すっごく深く味がしみ込んでいました。
甘めの味付けで、ご飯がすすむくんです。予想外と言っては失礼ですが、メチャウマなの。
これが132円って、驚き!
・豚汁(88円:税込み)
豚肉はもちろん、大根、人参、玉葱、里芋など、具の種類も量も多いです。
お出汁がしっかり出ていて、すっごく癒される味。
そうそう、学生の頃は普通の”みそ汁”ばかりで、バイト代が入ったときくらいでしたよ、豚汁なんて食べられるのって。
・バンバンジー豆腐(132円:税込み)
お豆腐の上に、ほぐした鶏のささみ肉とモヤシ、そこに胡麻ドレッシング。
コクのあるゴマはお豆腐にピッタリだし、もやしのシャキッと感が良いアクセントになってくれています。
・ライス(ミニ)(55円:税込み)
さすがにおかずを沢山取ったので、ご飯は一番小さいサイズにしました。
えっと、正直味は...うーん...です。私が学生だった頃と同じ味って感じました。
でも、贅沢言えません、この価格ですしね。
豚汁やご飯も入れて、5品で605円。
キャー!学食で600円を超えるなんて、学生時代の私からすると、夢のまた夢!!
あぁ、私も社会人になったんだなー、なんてふと感慨深く思い浸ってしまいましたよ(笑)
そうそう、レシートに熱量とか塩分とかが表示されているんです、こういう取り組み、良いですね。
ちなみに今日の私のランチ、熱量は 758 kcalで、塩分は 5.8gだそうです。
数日後に、また同じ先生にお世話になり、再び片平キャンパスへ。
今度はさくらキッチンさん、一人で利用しちゃいました。
今度は、こんなの。
カツカレーとサラダ。
これもね、思い入れがあるの。
学生時代はカツなんか乗せるのは勇気がいるから、普通の”カレー”ばかり頼んでいました。
たまに、今日は野菜も食べないとなって、”サラダ”を追加。確か60円くらいじゃなかったかなー。
就職して社会人になったら、カレーにカツ乗せて、サラダもつけてやる!って夢描いてました(笑)
今ここで、その夢、叶いましたよ。あのときの私に、伝えてあげたいわ。
・自家製ヒレカツカレー(490円:税込み)
結構なボリュームありますが、これで中(普通)盛り。
カレーは、豚肉、人参、ジャガイモ、玉葱...写真じゃちょっとわかりにくいですが、具沢山で、これで490円なら、大いに納得プライス。
正直、ヒレカツは成形肉を結着した感じのものでした。
でもこの価格で大きめのが二つってのは、頑張ってるなって思います。
自家製っていう割には大量生産の味だけど、安いから我慢!?あ、不味くはないですし、美味しいか不味いかの二択で言ったら、美味しいんですよ、それなりに。
・マカロニ&コーンサラダ(88円:税込み)
週によっては、ポテトサラダのこともあるそうです。コロナ前は、もっとサラダの種類も多かったそう。
ドレッシングはお会計を終えた後のところに、給水機の隣に3種類くらい置いてありました。
マカロニとコーンはもちろんですけど、キャベツの千切りやワカメもたーっぷりで、栄養バランスも考えられてるなー、ってところが嬉しいです。
カツカレー&サラダで578円也、これも学生のころの私からすると、”超高額ランチ”。
うん、頑張ったよ、私...と、しみじみ(笑)
学生時代に、したくてもできなかった、食べたいものを食べたいだけ食べる・カレーにカツ乗せてサラダも付ける、この夢を杜の都仙台で叶えることができました。
あまりの嬉しさに、帰社してからお世話になった先生に「本日は、さくらキッチンでカツカレーとサラダをいただきました」なんてメールを送信してしまった私です。
“ご挨拶”かもしれませんが『連日、楽しんでいただけたようで何よりです。またいつでもいらしてください。』の一言、甘えてみたいな、なんて思ってしまいました。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
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