昭和にタイムスリップしたみたいな菊坂
東京常駐時の勤務先は、本郷三丁目。
この名前を耳にすると、赤門で有名な旧帝大の”あの大学”をイメージされる方が多いことでしょうけれど、ウチの会社は何も関係なし。単純に家賃が安いという理由で事務所を構えたそうです。
本郷三丁目の駅前には、その名も本郷通りという大きな通りが走っているのですが、そこから斜めに降りるような形で菊坂という坂道があります。
センターラインもない、車がなんとかすれ違えるくらいの小道なのですが、なんとも言えない良い風情。
都会の喧騒から離れていて、だからと言って住宅街って訳でもなくて、住宅地と商店が程よく混ざり合ってる、そんな路。
坂道にあるお店も、コンビニやスーパーじゃなく、お肉屋さんだったり、魚屋さんだったり。住宅と言ってもタワマンみたいな高いビルはなくて、せいぜい5階6階くらいの建物くらいしかないし。
なんか今が令和の時代を忘れさせてくれる、コンビニ何て存在してなかった昭和の時代にタイムスリップしたような、そんな懐かしい雰囲気、私は大好きなのです。
そんな昭和レトロな空間にあるのが、こちらのお店。
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ズバリ、お肉屋さん。
隣にあるのがお魚屋さんと珈琲喫茶ってところも、昭和感出してますよねー。
お肉はもちろんですが、自家製のお惣菜も扱っているお店です。
訪問したのは12時10分くらいでしたけど、既にカレーコロッケが売り切れ!
黄金色のコロッケやフライ、美味しそうです♪
地元民はもちろん、外から来た方も魅了
会社内で、私が東京の事務所にしばらく常駐することになったって話になると、会う方合う方、「菊坂コロッケ、食べた?」って訊いてくるんです。
ウチの社内では有名...っていうか、この界隈で務める方には有名みたい、菊坂コロッケ。
確かにいつも、数名の行列ができているんですよね、まるや肉店さん。
地元の方と思われる、ラフな格好をされた方、お買い物帰りの奥様、スーツ姿のサラリーマンさん・OLさん、正に老若男女問わず列をなしているお店です。
今日は幸運にも空いていたので、ここぞとばかりに3種類ほど、揚げ物を購入。
中の見える袋に入れてくださいました。
早速、いっただっきまーす♪
・菊坂コロッケ(130円:税込み)
大きなコロッケ! 平たい小判上のコロッケです。
さすがは、お肉屋さんのコロッケ、挽肉が入っています。
ポテトは大きめの塊も入っていて、食感が良いです。ホクホクのポテトとジューシーな挽肉、これをギュギュっとし過ぎずにふわっとまるめて揚げてくれています。
食感も味も優しい、昔ながらのコロッケ。
・メンチカツ(260円:税込み)
パッと見、コロッケとの違いがわかりませんよね(笑)
大きさもほぼ同じ。香りが伝わらない写真だと、もう同一商品にしか見えませんね。
ジューシーな挽肉。多分、菊坂コロッケに入っていたのと同じものなのでしょう。
こちらもミンチ肉をあまりギュウギュウにしすぎず、やわらかくふわっとまとめてあげてくれているので、すっごく優しい食感。
噛むたびにお肉の香りが口の中に広がる、なんとも贅沢な一品。
・イカフライ(190円:税込み)
スーパーのお総菜売り場に打っているのよりも、二回りか三回りくらい大きい感じ。
ムギュッとした、身の締まったイカ。弾力あって噛み応えあります。味もしっかりで、良い素材使っています。
結構、大きくて食べ応えありました。
なるほど!確かにコレは、魅了されちゃいますね。
イチオシはやっぱり菊坂コロッケ。ポテトのゴロゴロと挽肉のジューシー感、最高にマッチしています!
今度はテイクアウトして夫に食べさせてあげようかな。持ち帰るときに潰れないように注意しなきゃ、ね。
ごちそうさまでした。
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